石川啄木についての資料を、保存、収集、公開し、啄木の生涯を紹介する記念館。啄木の直筆書簡、ノート、日誌のほか、写真など約300点を展示している。敷地内には啄木が代用教員として勤務した渋民尋常高等小学校や、下宿していた旧斎藤家住宅が移築・再現され、見学することができる。

盛岡の開運橋の上に立つと、北上川越しに岩手山が眺められる。雪の残る山と桜、川下り遊びをする人々と赤黒く輝く山、岩手山はどっしりしていて力強い。盛岡から北上川沿いに北上し、岩手山の北側を東へ登ると八幡平へ出る。このあたりでは地熱発電も行われており、地面の下は高温の蒸気が満ちているらしい。温泉も多い。八幡平は高山植物の宝庫といわれ、散策路脇に多くの花が咲いている。地球の鼓動のようなものを感じるドライブが楽しめる。